「奇跡!!広島で出会った大先輩」の巻
続けて本日2回目の更新しちゃいますよ~笑
たしか今までこんな事はなかった!!
でも何故かこの記事を書きたくて・・・
東京から帰ってすぐ広島へ向かった私。
そして広島といえば広島焼き。
とりあえず、お好み村へGO!!
日本シリーズを見ながら、美味しく食べてますとカウンターの端っこで、
かなり詳しく試合を分析をしながら飲んでられる大きい男の人がいまして。
これは只者ではないオーラです。
タイミングを見計らって店員さんに「あの方、どなたですか?」と聞き、
「笘篠さんです」と。
これはキター!!
野球大好き少年だった僕にはドストライクです。
しかし・・・野球を知っているだけに困ったんです。
笘篠さんと言えば兄弟でプロ野球選手。
そして兄弟で大阪・上宮高校の先輩でもあります。。。
誠治さん?賢治さん?これは困った。。。汗
どちらにせよ先輩ですから失礼のないタイミングで
ご挨拶に行きますと、これがまた盛り上がりまして。
当時の上宮高校の野球部の話や学校の様子など、時代を超えて
共通の話題で楽しいお酒を頂きました。(担任の先生が一緒やったとかね。)
在学中に先生からは「笘篠は野球も出来たが、勉強も出来たぞ」と
聞かされてましたので、そのこともお伝えできて嬉しかったです。
笘篠先輩は、やはり人格者であり優しい先輩でした。
有難うございました。そしてご馳走さまでした。
という奇跡の広島でした。
「IT業界が着物業界の救世主になるのでは・・・」の巻
皆様、こんにちは。
10月5日にブログを更新し今日が31日と。。。
今月も移動が多くてじっくりとパソコンと向き合う時間がなくて。
さてそんな中、今日はちょっと真面目なお話です。
最近は男性のお着物のご注文が増えているように思います。
今回の出張も東京都内のIT系のお客様が半分。
私、思うんです。
IT技術が着物業界を救うのではなく、ITを生業にする若い世代がある程度の所得を持ち、
他人との差別化を図る上で、現在ではハードルの高くなってしまった和装に興味を持つ。
なるほど彼らは時間の自由も利き、頭も切れる。そして日本人としてのアイデンティティも高いのである。
現在、着物は時間。お金。心のゆとりが必要で確かに条件は揃っているように思う。
先日は千葉県まで足を伸ばしまして、お客様にお土産頂いちゃいました!!
さすが千葉県。ピーナッツ君シリーズ♪♪おおきにでした。
「七五三用へのお直し急増中・・・」の巻
みなさま、こんにちは。
早くも10月。。。今月初の更新です。すみません。
先日、ふとトイレを掃除しようと思い立ちピカピカにしましたところ、
その日は怖いくらいに着物のお問合せの電話やメール。。。ご来店が重なりました。
やはりトイレの神様!?
そして、ご来店下さるお客様からはいろんな情報も頂けます。
特に最近はお宮参りのお着物を七五三用へお直しする方が多くお越しになられ、
「○○で断られた。○○は高い・・・」
ウチがこの地域では1番腕が良く!安い!と確信しました今日この頃です。
因みに、お仕立て期間約2~3週間をみています。
もし着用日から逆算されて、間に合うようでしたら喜んでさせて頂きます。
ご自分が着て息子さん着る。
着物という文化・スタイルの良いところやと思います。
全力で応援致します。
「ついに関門海峡を渡る石原呉服店」の巻
みなさま、こんにちは。
お題にも書かせて頂きましたが遂に九州にまで販路が拡大致しました。
有難うございます。これからも全国どちらでも喜んでお尋ねさせて頂きます。
※その地、その地の観光地や染織文化も見学もしますので、ご遠慮なくお声掛け下さい。
そんなわけで今回は福岡県の博多です。
博多と言えば博多織。
お客様との打ち合わせ前に博多織りの実際の現場は見たことがなかったので
資料館&工房まで少し足を伸ばしてみました。
いやぁ~意外や意外。
スーツやドレス、ネクタイは想像の範囲内でしたがメダルの首掛けやタスキまでとは。
フィギュアスケートGPFの浅田真央選手や羽生結弦選手の首にも博多織。
ミス○○のタスキも博多織。
高級車のシートにまで博多織。
凄いですね日本の染織技術ってね。
こちらはジャガード織機。
ガシャンガシャンの音は小さい頃、近所でもよく耳にしていたので爆音ながらも
どこか懐かしく思えました。
(泉佐野はタオルの町なので、昔は至る所で織機の工場がありました)
このように出張の度に、少しづつ引き出しを増やす若旦那でございます。
今後とも宜しくお願い致します。
「オリジナル製品を守るためには・・・」の巻
みなさま、こんにちは。
昨夜は凄い風でしたね。
みなさん台風の影響はなかったでしょうか?
今回は、弊社のオリジナルの白生地を守ることについて考えてみました。
そのきっかけは今年に入り職人さんの体調が優れず、
また高齢のため引退されました。
どうしても。どうしても出来ない。
※確かにこの生地は織るのが非常に難しく職人泣かせでございました。
その分、染め上がった時の美しさは最高に素晴らしいのです。
こんな具合で、これまでの素敵な柄や織りの文様が途絶えてしまうんです。
そして遂に弊社の作品にもその波が・・・
「いよいよかぁ~」
でもここで終わらせて良いものか。
ただ消えてなくなることではなく「文化や技術」も消えてしまうことになる。
そして自分の中には諦めたくない思いと、絶対作れる職人はおる!!と思っていましたので、
何とか出来ないものかと見本布を持って職先を探しました。
そして1軒。
真摯に向き合って下さって試作品から検討して下さることに。
ただ目先の損得勘定だけでは文化・技術は守れないことを気づかせてくれました。
来年から石原オリジナル作品の第2ステージが新たに始まります。
帰り際にふと屋根を見上げると反物をもった鍾馗(しょうき)さんがいてはりました。
これはきっと「頼むで。文化守ってや。」か
「任しとき。ええもん作ったるで。」やったと思います。
鍾馗はん有難うございました。
「若旦那、39歳にして教壇に立つ・・・」の巻
皆様、こんにちは。
お盆休みいかがでしたか?
弊店も17日から元気にスタートしております。
さてそんな中、夏休み明けから私、講師として教壇に立つことになりました!!
教育実習以来・・・何年振りでしょうか。
府立高校の先生になってきます(笑)
1度は諦めた教員の夢がこんな形で実現するなんてね。
これまで呉服の勉強で産地を訪ね、職人さんと会い、自分の目と耳で経験したことを
子供たちに精一杯伝えていきたいと思います。
そして1人でも多くの若者が染織に興味をもって、将来の着物文化を守って下されば幸いです。
ご来店のお客様へ
※授業は1日1コマから2コマです。
毎日ではないので普段通りお店にいると思います。
もし必ずいる時にというお客様はお電話にてご確認下さい。